歌手生活50余年の加藤登紀子。百万本のバラや愛の讃歌など、心に響く歌声を届けるステージです。
加藤さんご本人からメッセージをいただきました!
歌手生活50余年の加藤登紀子。百万本のバラや愛の讃歌など、心に響く歌声を届けるステージです。
加藤さんご本人からメッセージをいただきました!
チケット発売中
公演日 | 2018年10月21日(日) |
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時間 | 開場 16:00 / 開演 16:30 |
料金 | 一般 5,000円 フレンズ会員 4,500円 |
会場 | 大ホール |
主催 | 東京エレクトロン韮崎文化ホール |
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企画制作 | トキコ・プランニング |
後援 | ユニバーサルミュージック/登紀子倶楽部/韮崎市教育委員会/テレビ山梨 |
チケット発売日 | チケット販売中
<一般発売>7月8日(日)午前10時より <フレンズ会員先行発売>6月30日(土)午前10時より ※当ホールの発売初日はフレンズ会員先行発売、一般発売とも 10:00~電話予約 14:00~窓口販売 | ||||||||||||||||||
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料金 | 一般 5,000円 フレンズ会員 4,500円 | ||||||||||||||||||
チケット取り扱い |
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○● 加藤登紀子さんインタビュー ●○
いつも生き生き、綺麗に輝く登紀子さんに、コンサートのお話や元気の秘訣をお伺いしました。
4月から6月まで、1968年から半世紀という歴史とロシアと私とを結びつけるテーマのコンサート「花はどこへ行った」があり、今年は「日本におけるロシア年(※)」なので、サハリン、ウラジオストック公演もありました。10月には札幌でロシアのバンドと一緒のコンサートもあります。
いろいろなことがすごく早くて、ちょうど今年の前半の山場が終わったところです。
※日本におけるロシア年…2016年12月のプーチン大統領訪日の際、日露間における人的交流の拡大に向けた方策の一つとして、2018年に「ロシアにおける日本年」及び「日本におけるロシア年」を相互に開催することで一致した。
学生運動が一番盛んだった1968年に学校を卒業して、その時に「ひとり寝の子守歌」という、私の土台となる世界ができました。その後結婚、それから少しずつ色々な出会いがありました。
中島みゆきさんに提供していただいた「この空を飛べたら」、中森明菜さんに歌っていただいた「難破船」、高倉健さんと撮った『居酒屋兆治』の主題歌「時代遅れの酒場」、この曲は健さんが歌ってくださったり、石原裕次郎さん最後のシングル「我が人生に悔いなし」とか、本当にたくさんの出会いがありました。自分のオリジナルと、人から提供していただいた曲や外国の曲とかを、ちょうど両輪のようにして歌ってきました。
そうやって出会ってきたひとつずつの歌が、深い歴史のバックグラウンドを持っていて、ステージ上では解説しきれないから今年「運命の歌のジグソーパズル」を書きました。その中に書かれている曲を全部収録したアルバム「ゴールデン☆ベスト TOKIKO’S HISTORY」も出しました。
よく「ストレスはないんでしょう?」と言われます。ないんでしょうね、きっと。
一番いいのは歌うからだと思います。歌うとスカッとするから、コンサートがあれば健康は維持できると思います。
歌はいいですよ。 特に、コーラスがいい。
コーラスは全員一緒になるでしょ。そしてコーラスしている人は年齢が見えない、みんな若いんです。歌うことは身体中の空気の流れを、精一杯空に向かって発信するから、歌うことっていいんだなと思います。
私は、一年に一つずつ新しいアイテムを始めるんです。今年はトランポリン。
たくさんやろうとすると疲れちゃうから朝、1分だけ。1分なら忙しくてもできるんです。追われていると結構「ああ、しなかったな」という日もあるんだけど。
あとは、10分間ローソクをつけてお風呂に入ります。私はせっかちで湯船に入っていられなかったんですけど、ローソクが燃え尽きるまでどんなことがあっても入ることにしています。そしたら最近、目の疲れが取れて目がすごく良くなってきたみたいで、メガネをかけずに針に糸が通るようになりました!
生活の一部を電気じゃなくてローソクにするだけでこんなに変わるのかなと思うぐらいです。なかなかできないかもしれないけど、一日に1回、家の中をローソクにする時間を作ったらきっと落ち着くと思いますよ。
そして呼吸。鼻から3秒吸って2秒止めて15秒かけてゆっくり吐く。
ゆっくり吐くってのもすごくいいですね。
帰宅して、いくつかやらなくてはいけないことがあると楽しみでもあり、それが自分の切り替えになってすごくいいと感じています。
私は富士山が好きで、「富士山」という歌も歌っているんです。
「富士山というとみんな表向きばっかりを言うけど、本当は後ろ側から見た姿が大事、富士山にも後ろ姿がある」と、新聞のコラムに書いたことがあります。
私、以前に山梨県側からずっと一回りしたことがあるんですよ。
富士山の姿がどんどんどんどん変わっていき、どこか1箇所、ちょっと右肩が下がって見えるところがあったんです。
その時に私、涙が出そうになってしまって、「富士山、あなたもそうなの!」と、なにかすごく嬉しくなって、その時、富士山の後ろ姿にほれちゃったんですね。後ろ姿を、絵に描いたこともあります。
北斎が描いた一点非の打ち所がない、そういう富士山よりは、親近感を持てる山梨県側から見た富士山は身近に感じて好きです。
韮崎公演のタイトル「百歌百会」は出会いがテーマで、一期一会の百倍という意味を込めました。いろいろな出会いが、あやとりのように私の人生を紡いでくれています。
私自身の出会いを総集したような、その時代のお話も添えながら歌いたいなと思っています。
二部ではシャンソンを中心に、「愛の讃歌」とか「琵琶湖周航の歌」とかももちろん歌います。「愛のくらし」などポピュラーな曲もたくさん盛り込んで、すごく盛り上がるコンサートになると思います。
韮崎公演では、自分のホームグラウンドに帰ってきたような、そういうコンサートをしたいなと思っています。
東京エレクトロン韮崎文化ホール TEL:0551-20-1155